【プログラミングスクールの集客戦略】競合に差をつける!今日からできる差別化の方法

最近、プログラミングスクールがコンビニのようにあちこちにできています。
でも、同じような内容のスクールが増えると、お客さんは「結局どこがいいの?」と迷ってしまいます。
そんな時、あなたのスクールを選んでもらうために必要なのが「差別化」です。
差別化とは、簡単に言えば「他のスクールと違うところを作る」こと。
でも、どうやって差別化すればいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、誰でも簡単に使える「教室の差別化の作り方」方法を紹介します。
なんだか難しそうに聞こえるかもしれませんが、とっても簡単で効果的な方法ですので、ご安心ください。
料理のレシピのように、手順に従って進めていけば、誰でも差別化ポイントを見つけることができます。
集客や差別化でお悩みのプログラミングスクール運営者の方はぜひご覧ください!
プログラミングスクールの差別化の基本
説明するよりも見てもらったほうが早いので、まずはプログラミングスクールを例に考えてみましょう。
下の図をご覧ください。
この図を見ると、競合プログラミングスクールがどこに力を入れていて、どこに力を入れいていないか、がわかるようになりました。
「差別化」という観点で考えると
- 競合が力を入れいていない項目に注力する
- 競合がまだやっていない項目を新たに付け加える
などのイメージが浮かんでくるのではないでしょうか。
もうすこし詳しく説明します
戦略キャンバスは「価値」と「コスト」をそれぞれ2つずつの計4つの要素に分けて考えます。
価値
1. まだないものを「新しく作る」
2. 今あるものを「増やす」
コスト
3. 今あるものを「止める」
4. 今あるものを「減らす」
1. まだないものを新しく作る
新しく、あなた独自の項目を追加して差別化を図る方法です。
たとえば…
- 現役エンジニアが直接指導する
- 女性講師が多く、女の子も安心して通える
- 英語でのプログラミング学習にも対応
このような新たな項目を追加することで差別化を図ります。
2. 今あるものを増やす
今やっているものから、スコアが低い項目を引き上げることで差別化を図ります。
特に競合のスコアも低いものが多い場合には、その項目をぐっと引き上げることで、一部の利用者に刺さるサービスが作れるかもしれません。
3. 今あるものを「止める」
実施しているものをやめることでコスト削減を図る方法です。
新しい価値を作る場合には、追加のコストがかかる場合もありますので、既存のコストの削減を検討しましょう。
たとえば
- ロボット教材をやめる
- 電話対応をやめる
などを行うことで、コスト削減につながります。
「なんとなくやっている」ものはやめてしまっても影響がない場合もありますので、一度考えてみましょう。
4. 今あるものを「減らす」
こちらは完全に止めるのではなく「減らす」ことでコスト削減を図る方法です。
たとえば以下のような施策が考えられます
- プロモーションを減らし、口コミや招待制に切り替える
- 教室の開講時間を需要の高い時間帯に絞る
プログラミングスクールの差別化ポイント
競合分析のやり方
まずは、近所のスクールを3つほど調べてみましょう。
以下のような項目をチェックリスト形式で確認します。
- 授業料
- 授業時間
- 使用している教材
- 教室の雰囲気
- 講師の人数
- 生徒の人数
- 特別なイベント
- (その他気になる項目があれば追加してください)
競合分析の注意点
チェックする項目は、競争に影響を与えているものである必要があります。
競合分析の目的は、自社の強みを見つけ、差別化につなげることです。
以下のような項目は、保護者やお子様の選択に大きな影響を与えないため、分析項目には入れないほうがいいでしょう。
- BGMがあるかないか
- 教室の壁紙の色
- 机のブランド
- 受付の場所
差別化の具体例
他の業界での事例
プログラミング教室以外の様々な製品の差別化の事例を考えてみましょう。
他の業界の取り組みがヒントになることもあります。
ティファールの湯沸かし器
- 価格:低
- お湯が湧くまでの時間:短い
- 保温機能:なし
- お湯の設定温度:なし
ティファールの湯沸かし器は「ほしいときに1分でお湯ができる」という点が特徴です。
これまでのポットは、保温やお湯の設定温度など様々な設定項目がありましたが、それらをすべてやめることで差別化を図りました。
スターバックス
- 価格:やや高め
- 店内の雰囲気:高
- スタッフの対応:高
- サービスの提供時間:やや長め
スターバックスは、コーヒーチェーンに比べると少し割高ですが、その分、快適な空間と気持ちのいい接客を受けられます。
反対に、価格を低くして、提供時間を早めてほしいニーズも存在します。
あなたの教室がどのような価値を提供するかによって、どのような方に使ってもらいたいかによって、上げる項目、下げる項目が変わってきます。
まとめ:差別化は作らないと生まれない
差別化と聞くと「なんとなく他と違うことをやれば良い」というふわっとした感覚から、「項目の選択と上げ下げで作る」と考えると、すこし見え方が変わってきたのではないでしょうか。
差別化は難しいことではありません。
チェックリストを使って、一つずつ考えていけば、必ずあなたのスクールだけの強みが見つかります。
まずは、近所のスクールを調べて、保護者と子どもの声を聞くことから始めてみましょう。
次のステップとして、今回見つけた差別化ポイントを実際に試してみてください。
最初は思ったとおりにいかないこともあるかもしれませんが、それは当たり前です。
試行錯誤しながら少しずつ改善していけば、きっと成功につながります。
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